げき27
新刊!
児童・青少年演劇ジャーナル
げき 27

ISBN

978-4-89380-521-8

編集・発行

児童・青少年演劇ジャーナル〈げき〉編集委員会

発売

晩成書房

定価

1,600円
初版
2024年1月31日
[巻頭]ベビードラマが照らし出したもの〜日本児童劇の位置〜=ふじたあさや

【特集】〈ベイビーシアター〉!

はじめに ベイビーシアターとは=浅野泰昌

[第I部]日本のベイビーシアターの歩み
揺籃期 1995〜
『ぴーかぶー』が生まれるまで=中島研
人と出会うアート〜子育ての危機に際して〜=大原淳司
「はじめてのおしばい」からはじまって=川中美樹
展開期 2015〜
すべてのベイビーが、舞台芸術と出会えるために=太田昭
人生のはじまりに=大沢愛
児演協ベイビーシアタープロジェクトの取り組み
……児演協ベイビーシアタープロジェクト=浅野泰昌(文責)
発展期 2022〜
日本のベイビーシアターの動向とネットワークの構築=浅野泰昌
[第II部]取り組みの現場から
先駆けの取り組み 2000〜
ベイビーシアターの環境を整える〜確かな出会いのために〜=大原淳司
アートスタートのこれまで・これから=渡部万里子
乳幼児部組織づくりへ至った経過とその後の20年=藤英子
近年の取り組み 2010〜
「乳幼児部」を組織として立ち上げる=井上美奈子
「0.1.2.(おいっちに)のおもちゃ箱」に取り組んで=草ヶ谷冴香
ベイビーシアターと地域の出会い・つながり
川崎市アートセンターの場合=藤田千史
[第III部]アーティストから
小さな観客と向き合って=浅野佳砂音
心が触れ合える瞬間を大切に=望月寛子
親として人間としてアーティストとして=グレゴ
人が世界と出会うとき=いずみ凜
児演協「神経心理学から学ぶ子どものための舞台芸術」
2023年2月ツアー講座を終えて=ジャッキー・E・チャン
いろんな思い・心をゆったり共有=西村和子

おわりに これからのベイビーシアターに向けて=浅野泰昌

【報告】2022年度全国小学校舞台芸術鑑賞会実施状況調査を終えて
=日本児童・青少年演劇劇団協同組合 学校公演普及事業プロジェクト一同

【劇団訪問】東京
スタジオ・ポラーノ=山根起己

【インタビュー】自分史としての児童・青少年演劇[26]
東京ミュージカルアンサンブル
木俣貞雄さんに聞く=石坂慎二(聞き手・構成)

【連載】脳科学者・塚田稔氏に聞く
演劇活動と脳科学3 最終回
演劇活動(表現と鑑賞)は子どもたちの脳の発達を促せるのか?
=森田勝也(聞き手)

【ONステージ/児童・青少年演劇評】
劇団コーロ『眠っているウサギ』
─中高生に観て、考えてほしい舞台=小林由利子
●児童演劇時評●コロナ禍から抜け出したら─取り戻した一体感=ふじたあさや
劇団らくりん座『あらしのよるに』─やさしさを軸に丁寧に描く=太田昭
劇団トマト座『ミクロの三銃士』─ミクロの世界で自分を再発見=大澗弘幸
劇団風の子『ちぇんじ〜図書室のすきまから』
─軽妙な笑いの中で子どもの今を描く=円藤滋
劇団仲間『給食番長』─変幻自在な演技で生まれる一体感=蒔田敏雄
人形劇団ひとみ座『大江戸人形喜劇弥次さん喜多さんトンちんカン珍道中すぺしゃる』─みんなで楽しむ弥次・喜多の世界=松下有希
劇団かかし座『オズの魔法使い』─多彩な手法を駆使、圧巻の影絵劇=仮屋祐一
劇団芸優座『一休さん』─今こそ「一休さん」から学びたい。=野口祐之

【エッセイ/カーテンコール】
劇って、やっぱり楽しい!
4年ぶりの「だるま横町井戸端劇場」公演=たかはしひでかず
舞台をみて考える─民主主義とは?
高学年例会『12人の怒れる男たち』の取り組み=村上規子
とらまるパペットランド特別周年期 3カ年プロジェクト=貴志周

【受賞】
日本児童青少年演劇協会賞に鈴木龍男さん

【追悼】
田中誠さん まこっちゃん、お疲れ様…またね!=山根起己
木村繁さん 新しいものを求め続けて=ふじたあさや

【感想】『げき』を読んで
コロナ禍の厳戒態勢を乗り越えてくださってありがとう=楠本知恵美
『げき26号』を読んで力をいただきました=八木美恵子

【戯曲】
舞台アート工房・劇列車 上演作品
【さちの物語〜一番聞いてほしいことは、一番言いたくないこと
脚本=かまほりしげる
  
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