げき26
児童・青少年演劇ジャーナル
げき 26

ISBN

978-4-89380-518-8

編集・発行

児童・青少年演劇ジャーナル〈げき〉編集委員会

発売

晩成書房

定価

1,600円
初版
2023年8月1日
[巻頭]児童劇誕生百二十年に思う=ふじたあさや

【特集】コロナで何が変わったのか?─子どもと劇のこれから
[劇団から]
コロナ禍を生きた子どもたちに向けて劇団たんぽぽ 久野由美・松下哲子
自分たちの「価値」と向き合いながら コロナ禍下の選択と今後
劇団うりんこ 平松隆之
子どもたちには舞台芸術が絶対必要劇団風の子九州 仮屋祐一
[学校から]
コロナ禍での思いを学芸会の劇に 健在!子どもたちの「楽しむ力」
東京・小学校 北里さや子
[座談会]
学校の現状とこれからを語る
=千野隆之金岡香恵百合岡依子蒔田敏雄(司会)(記録・森田勝也)
[子ども劇場から]
レインボー・ポップコーン 名前にこめられた子どもたちの願い
ぎふ子ども劇場 関 由美
今までも、これからもずっと守りたいもの花巻子ども劇場 井手洋子
急ぎ過ぎず、ゆっくり過ぎず、おやこ劇場には未来がある。
富良野おやこ劇場 蔭川紀子(談)
コロナ禍の状況と、子どもの文化を守るとりくみ福山おやこ劇場 香山睦子
コロナから学び、コロナ後に描く鹿児島の子ども劇場の未来
鹿児島県子ども劇場協議会 深瀬好子
[地域の取り組みから]
地域演劇クラブの試み「子ども・劇団・文化庁・学校・地域」の連携で
=大澗弘幸・原田 亮
[海外REPORT]From 韓国
2023年、こども解放宣言100周年・こども青少年劇100年を迎えて
韓国児童青少年演劇の現在=方智英(バン・ジヨン)

【連載】脳科学者・塚田 稔氏に聞く
演劇活動と脳科学2
演劇活動(表現と鑑賞)は子どもたちの脳の発達を促せるのか?
=森田勝也(聞き手)

【インタビュー】自分史としての児童・青少年演劇[25]
エーシーオー沖縄・芸術監督・プロデューサー
下山 久さんに聞く=ふじたあさや(聞き手・構成)

【エッセイ/カーテンコール】
青年が実行委員会を担い鹿児島の未来を考える
鹿児島県子ども劇場協議会50周年記念事業の歩み=水谷明音
子どもの内面があらわれるとき
肯定から始まるコミュニケーション=西脇さやか(さーやん)

【資料】
児童青少年演劇 劇団MAP 2023

【劇団訪問】埼玉
東京演劇アンサンブル=田中 誠

【ONステージ/児童・青少年演劇評】
深刻な問題を軽快に前向きに描く
─劇団風の子中部『ギャング・エイジ』=小林由利子
「小さな人たち」を劇世界に誘う
─人形劇団ひぽぽたあむ『かえるくん・かえるくん』=山根起己
子どもたちが即興的に“共演”─劇団仲間『ガクモンの神様』=円藤 滋
小説の魅力に応える人形劇世界─人形劇団ひとみ座『モモ』=大澗弘幸
見立て遊びの魅力がいっぱい!─劇団風の子『とかとか』=蒔田敏雄
圧巻の終景、そして予想外な結末─人形劇団プーク『ねこはしる』=藤崎万喜男
「?」を語り合う楽しさ─劇団うりんこ『クローゼットQ』=野口祐之

【受賞】
「全児演賞」納富俊郎さん、「奨励賞」西脇秀之さんに。
第32回「O夫人児童青少年演劇賞」小林由利子さんに

【追悼】
山崎和男さん ただ感謝あるのみです!=石坂慎二
内藤克紀さん
メルヘンで、ファンタジーで、社会派舞台で、自由自在に60余年=細沼淑子

【感想】『げき』を読んで
“子どもたちと劇あそびを”という思いが強くなりました=松下有希
私たちができることは=滝田恵水

【戯曲】
劇団風の子中部 上演作品
『ギャング・エイジ』
原作=阿部夏丸 脚本=いずみ凜
  
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〒101-0064
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