げき13
児童・青少年演劇ジャーナル
げき 13

ISBN

978-4-89380-453-2

編集・発行

児童・青少年演劇ジャーナル〈げき〉編集委員会

発売

晩成書房

定価

1,200円
初版
2014年8月1日
■特集1■批評対話児童青少年演劇の創造と批評
[巻頭言]
批評の批評─《批評対話》への期待=ふじたあさや
批評対話について─デンマークの演劇人に学んだこと=松本則子
[座談会]
「批評対話」を語ろう=いずみ凜太田昭福山啓子千島清(進行)

■特集2■『空の村号』の広がり
上演相次ぐ『空の村号』=大野幸則
[座談会]
『空の村号』公演から見えてきたこと
=長谷詔夫関根信一高坂諭松野方子大野幸則(司会・進行)

■特集3■第18回アシテジ世界大会 報告
ワルシャワに新しい時代の風が吹き抜けた=ふじたあさや
[参加報告]
ネットワーク会員の多彩なプログラム=宮本健太郎
新たな仲間と出会い、新たな可能性と出会う─ネクスト・ジェネレーションを通して=原田亮
ポーランドアシテジ世界大会・コルチャックフェスティバルに参加して=いずみ凜
[観劇報告]
脚本中心のポーランド作品、映像を多用、ジャンルを越える国際作品=田辺慶一
低年齢向き作品と人形劇を観る=西村和子
言葉の壁を越えて迫るドラマ=柿木淑江

■演劇鑑賞教育を考える■
・シンデレラが行動すると世界は変わる
演劇鑑賞演劇教育インフラ整備演劇のチカラ=中山夏織
・演劇は子どもの成長発達の「何に」役立つのか?
「鑑賞」と「体験」ふたつの側面から考える=西田豊子

■インタビュー■自分史としての児童・青少年演劇13
荒木昭夫氏に聞く 聞き手・構成=石坂慎二

■追悼■
芳川雅勇さん/お疲れ様。勉強家で行動的だったせんちゃん=西川禎一
朝倉摂さん/《摂ちゃん》お世話になりました。=ふじたあさや
西田堯さん/西田堯さんの死を悼む=香川良成

■資料■児童青少年演劇劇団MAP

■劇団訪問■
[東京]劇団 ポプラ=藤崎万喜男
[京都]人形劇団 京芸=松澤美保

■初日拝見■
東京芸術座『未来』=蒔田敏雄
劇団 飛行船『ヘンゼルとグレーテル』=新井浩介

■ONステージ/児童・青少年演劇評■
子どもも大人も対象にした児童劇─演劇集団円+シアターX提携公演『おばけリンゴ』=小川信夫
練り上げられた台本に感銘─人形劇団ひとみ座『美女と野獣』=岩崎明
それでも、夢を見る─劇団仲間『空の村号』=百合岡依子
「南雲二班」にまた会いたい─劇団たんぽぽ『かさねちゃんにきいてみな』=吉田明子

■エッセイ/カーテンコール■
演劇のその先=笠本康一
「つもり小学校」の一年=橋本知子
ガンジス河に流れる鱗=石川健二

■受賞■
第23回「O夫人児童青少年演劇賞」いずみ凜さんに
「全児演賞」中島研さん・福島康さんの2名に

■BOOKS/本の紹介■
日本演劇教育連盟 編『脚本集3・11─東日本大震災・原発事故を見つめる』=ふじたあさや
武田富美子・渡辺貴裕 編著『ドラマと学びの場─3つのワークショップから教育空間を考える』=佐々木英子

■感想/『げき12』を読んで■
読み応えある記事がいっぱい=城谷護
「今こそ演劇鑑賞教育を!」を読んで=加藤早恵

■戯曲■
人形劇団クラルテ上演台本
いえでででんしゃ
原作=あさのあつこ/脚色=松本則子/演出・上演台本補筆=宮本敦
  
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