シアターアーツ 17 2002-II
  特集 身体の事実性をめぐって

ISBN

4-89380-278-X
978-4-89380-278-1

AICT日本センター

定価

1,600円
[特集]身体の事実性をめぐって
[特集にあたって]
「事実としての身体」立木あき子
[基調報告論文]
身体論から身体へ=内野儀
[座談会]
身体/現在/表現
内野儀+新野守広+貫成人+松岡和子+(司会)立木あき子
[特集論考]
コンテンポラリーダンスにおける「事実としての身体」─モニュマンとコミュニカビリテ=貫成人
パトスの領域=石井達朗
未知の身体と制度=新野守広
反抗する身体─アクション芸術の身体像とコミュニケーションの検証=古後奈緒子
身体の演劇=西堂行人
フェミニズム演劇と身体─事実と虚構の境界で=小池美佐子
劇団態変、主として金満里さんの方法について=西村博子
パフォーマンス「木村さん」をめぐる話=高嶺格
[報告]
第1回アジア・ヨーロッパ・ダンス・フォーラム
異文化の刺激を力に=立木あき子

[連載]
世界のAICT会員 アルゼンチン 演劇と言語と地域統合=ハリマ・タハン・フェレイラ 翻訳=横山義志
若手演劇時評 4可能性としての「周縁」と「ジャンク」=森山直人
[演劇人インタビュー]
アダム・ベンジャミン
[クロスレヴュー]
『キッチン・カタ』ザ・カンパニー公演
色彩と沈黙=太田耕人
物語の完結性=外岡尚美
『その河をこえて、五月』
平田は目的地なぞ定めない。歩き方が目的地を作り出した。=日比野啓
脱植民地化と難民への道=本橋哲也
[劇評/書評]
前衛演劇上演の規範教本としての『かもめ』─テアトロ・ヴァッシェロ公演=溝口廸夫
ブレヒト的個体主義─ピナ・バウシュ『七つの大罪/怖がらないで』=川口賢哉
加藤徹『京劇』の記述手法─(中公叢書)=瀬戸宏
第7回AICT演劇評論賞/第6回シアターアーツ賞・受賞者発表
  
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