シアターアーツ 2014 冬(57)
  特集 様式の現代的継承

ISBN

978-4-89380-448-8

発行

AICT日本センター
発売
晩成書房

定価

1,400円
初版
2014年2月
特集 様式の現代的継承
ジャンル未分化のゼロ地点からの創造
錬肉工房・岡本章能楽師・鵜澤久に聞く 聞き手=小田幸子
伝統演劇の素材と文化所有=野田学
「関係性の演劇」とそれを継ぐ者たち─多田淳之介・柴幸男・松井周=中西理
宮城聰における伝統と伝承=井上優
ダンスのコンテンポラリーと伝統─スティーヴ・パクストンと石井漠=西田留美可
宝塚歌劇における伝統芸・男役の確立と現在─『春雷』劇評=吉田季実子

[長編論考]
現代芸術としての文楽─杉本文楽『曾根崎心中』パリ公演をめぐって=堀切克洋

[世界の演劇]
インタビュー
キム・ユンチョル聞き手=西堂行人 通訳=木村典子

[連載]
時代を表現する演劇2 演劇と政治─リミニ・プロトコル、清流劇場=新野守広
街と劇場6 兵庫県伊丹市立アイホール ディレクター 岩崎正裕=畑律江
演劇人インタビュー 逆光線─林三代子さん=山田勝仁
舞台時評 すれからしの眼差し7 まだ戦争に間に合いますか=内田洋一
小劇場時評 無双モードに突入中の前川知大=藤原央登
ミュージカル時評 様式の特性を活用した表現=小山内伸
ダンス時評 ダンスの意味、あるいは意味のなさの面白さ=坂口勝彦
演劇男子パラダイス3 末原拓馬=関島弥生
[書評]
『遡行 変形していくための演劇論』(岡田利規=著/河出書房新社)=鹿島将介
『最後の岸田國士論』(大笹吉雄=著/中央公論新社)=嶋田直哉

[上演テキスト]
『ガネーシャ VS. 第三帝国』
作=バック・トゥ・バック・シアター 翻訳=エグリントンみか
解説 上演不可能性を昇華するメタシアター=エグリントンみか
[上演テキスト]
『砂男』
作=天野天街
解説 幻想が穿つ二重の喪失─ロマン派の現代化に挑む二つの舞台=ペーター・ゲスナー
  
[お問い合わせ先]
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〒101-0064
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