シアターアーツ44
第三次
シアターアーツ 2010 秋(44)
  特集 外への志向/思考

ISBN

978-4-89380-407-5

発行

AICT日本センター
発売
晩成書房

定価

1,200円
初版
2010年9月25日
[特集]外への志向/思考
[座談会]
脱出せよ! 日本演劇
内田洋一+野田秀樹+扇田昭彦+野田学(司会)
[論考]
「外」は消えたか?─『三月の5日間』と『夢の泪』=新野守広
地理的な外部/歴史的な外部─フェスティヴァルの功罪を中心に=堀切克洋
米軍基地を背に「平和」を訴える演劇祭─キジムナーフェスタ2010報告=梅山いつき
[インタビュー]
佐藤まいみ さいたま芸術劇場の冒険 聞き手=西堂行人

[連載]
舞台時評 『夢の痂』・『ムサシ』・『天保十二年のシェイクスピア』、『峯の雪』、『キャンディード』=高橋豊
演劇時評 物語の紡ぎ方─救済/虚無/倦怠=嶋田直哉
小劇場時評 「わたしはここにいる」の言い方/示し方=藤原央登
ダンス時評 もし、一生で一度だけダンスを観るとしたら=上念省三
関西からの発言 劇場への愛情=九鬼葉子
世界の演劇 ロシア演劇 2010年=安達紀子
地方からの発言 創作の場と制作の場─南東北地方の演劇活動を中心に=星野共
舞台人クローズアップ 演出家としての千葉哲也=江森盛夫
書評 『劇作家 ハロルド・ピンター』(喜志哲雄=著)=松岡和子
書評 『岸田國士の世界』(日本近代演劇史研究会=編)=正木喜勝
[追悼]大野一雄
舞踏と生命─大野一雄氏を悼む=岡本章
肉体とは、魂が羽織っている宇宙だ=立木あき子
「舞踏ファーザー」大野一雄さん、さようなら=原田広美
大野一雄 略年譜
[追悼]つかこうへい
狭間を越えて=金守珍
日本は今大きく病んでおります─つかこうへいが残したもの=西堂行人
[劇評]
〈メタ〉より〈ベタ〉─椿組『天保十二年のシェイクスピア』=大塩竜也
呼応する生─『閃光のスフィア レクイエム』=岸沙織
[論考]劇場と制度
劇場と芸術監督=柾木博行
大阪の演劇環境は今─精華小劇場などをめぐって=畑律江

[上演テクスト]
S小学校の眠らない夜 劇団太陽族
作=岩崎正裕
インタビュー
岩崎正裕  聞き手=西堂行人
  
[お問い合わせ先]
晩成書房
〒101-0064
東京都千代田区神田猿楽町2-1-16
シエルブルー猿楽町ビル1F
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