シアターアーツ2006冬
第二次
シアターアーツ 2006 冬(29)

ISBN

4-89380-340-9
978-4-89380-340-5

発行

AICT日本センター
発売
晩成書房

定価

1,000円
[エッセイ]いくつかの断章=串田和美

[小特集]ブレヒトVSベケット
論考
ベルリンのブレヒト祭=市川明
終わらない終わり─佐藤信演出『エンドゲーム』にみるベケット劇の魅力=太田耕人
貧困の演出─ベケットと現代演劇=川島健

[小特集]東京VSベルリン
シンポジウム
シアター・クリティック・ナウ06「都市と演劇 東京vsベルリン」
論考
ベルリン演劇・画の描写─あるいはいかにして演劇の力を確信するか=村井華代
インタビュー
ルネ・ポレシュ─保守化する世界に抗して 聞き手=新野守広

[AICTソウル大会・報告]
AICT総会に参加して=西堂行人
国際演劇評論家協会(AICT)2006年ソウル特別大会報告=立木あき子
ヤングクリティック・セミナー参加報告=梅山いつき
[論考]
ロシアにおける演劇の土壌 ─演劇大学とレパートリー・システム=安達紀子
[劇評]
浮遊と降臨─蜷川幸雄演出『オレステス』をめぐって=林カヲル
「白野」と「シラノ」を観て─『シラノ・ド・ベルジュラック』=穴澤万里子
闘いの時は過ぎて─蜷川幸雄演出『タンゴ・冬の終わりに』=島崎友紀子
摩訶不思議!『ガラスの動物園』は永遠に砕けない!?─オリガト・プラスティコ『漂う電球』=桂真菜
水が恐い─唐組『透明人間』=森井マスミ
逆巻く不可視の海を─桟敷童子『海猫街』=藤倉秀彦
鵺/NUE/キモイ─宮沢章夫作・演出『鵺/NUE』=菊地浩平
[連載]
劇現場からの発言 3井の中の蛙、大海を目指す=東憲司
古典と現代のあいだ 3闇に棲むモノの系譜─現代能楽集III『鵺/NUE』と能=小田幸子
舞台時評 11所有のない唯一者=高橋宏幸
小劇場の現在 オルタナティブの可能性11=江森盛夫
演劇現場の取材帳 3=河野孝
書評「野田秀樹 赤鬼の挑戦」(野田秀樹+鴻英良=著)=内野儀
批評の批評 9鈴木忠志演出3作品について=新野守広

[上演テクスト]
アウトダフェ マレビトの会
作・演出=松田正隆
  
[お問い合わせ先]
晩成書房
〒101-0064
東京都千代田区神田猿楽町2-1-16
シエルブルー猿楽町ビル1F
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