シアターアーツ2004冬
第二次
シアターアーツ 2004 冬(21)

ISBN

4-89380-305-0
978-4-89380-305-4

発行

AICT日本センター
発売
晩成書房

定価

1,000円
初版
2004年12月10日
[クロスレビュー]
『赤鬼』
インタビュー
野田秀樹 なくしていくもの─ 聞き手・構成=野田学
記録と記憶に残る事件─『赤鬼』三作連続上演を観て=杉山弘
赤鬼はお花がお好き=杵渕里果
『キートン』
特別企画
松本雄吉に聞く─『キートン』上演にあたって=西堂行人
スペクタクルに抗するスペクタクル=高橋宏幸
光と影。その野外の世界=九鬼葉子

[連載]
劇評家の発言 3『シアターアーツ』創刊の頃=石澤秀二
舞台時評 3人間を奪うものはなにか=新野守広
地域からの発信 3松本 まつもと市民芸術館に迫る=穴澤万里子
世界の演劇から 3ドイツ ウィルソン演出の『レオンスとレーナ』─光・色・音が織りなすパノラマ─=市川明
アングラの源流を探る 3 瓜生良介 聞き手=西堂行人
小劇場の現在 3オルタナティブの可能性=江森盛夫
Book Review=田之倉稔
思想状況 3「でっちあげ」と「差別」=坂手洋二
批評の批評 3ナイーヴとシニシズム=西堂行人
[論考]
レズビアンとは誰か─パフォーマー・イトー・ターリによる表皮の抵抗=渡辺みえこ
マールイ劇場、日本公演─廻り舞台と照明の魔法=安達紀子
モダンとポストモダンのねじれ〜ペーター・ゲスナーの演劇について〜=梁木靖弘
[報告]
表現パラダイムとしてのパフォーマンス=星野共
[劇評]
メタシアトリカルな漱石的シリオコミックの世界─二兎社『新・明暗』=河合祥一郎
具象、抽象、普遍……変奏される戯曲の生命力─『見よ、飛行機の高く飛べるを』=桂真菜
「西洋演劇」受容と了解の構造(2)─『楡の木陰の欲望』と『喪服の似合うエレクトラ』=内野儀
綱渡りのような生の現場─ジャブジャブサーキット『しずかなごはん』=安住恭子
身体のオルタナティブへ〜山下残の「言葉とダンス」─山下残『せき』=竹田真理
宙づりにされる攻撃性─丹野賢一/ NUMBERING MACHINE+石川雷太『026-METAL』=坂口勝彦
「ク・ナウカ」の方法─ク・ナウカ『マクベス』『アンティゴネ』=小田幸子

[上演テクスト]
Remains
構成=木村真悟 ストアハウスカンパニー
  
[お問い合わせ先]
晩成書房
〒101-0064
東京都千代田区神田猿楽町2-1-16
シエルブルー猿楽町ビル1F
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