阪神大震災は演劇を変えるか

ISBN

4-89380-188-0
978-4-89380-188-3

AICT日本センター関西支部
内田洋一九鬼葉子瀬戸 宏

定価

1,500円
初版
1995年12月30日
大震災という異常な事態に、演劇はどうかかわったか?

【もくじ】より

はじめに─阪神大震災が突きつけたもの=内田洋一
1 演劇人は阪神大震災をどう捉えたか─インタビューと論評
極限状況の中でこそ守り、闘う=山崎正和
廃墟に立つ人間の力=北村想
震災と"父の不在"=内藤裕敬
付 内藤裕敬=「ボランティアって何だ?」
被災者による震災劇=深津篤史
演劇の公共性=衛紀生
関西演劇人会議の活動=江本雅朗
付 須永克彦=「震災劇団、めげんと幕間け」
被災地激励行動の意義─ピッコロシアターの場合=秋浜悟史久次米健太郎
付 久次米健太郎=「励ます劇、震災の子が"主役"」
兵庫子ども劇場おやこ劇場協議会と被災地巡回公演=米川綾子
フラワーテントとボランティア無料公演=浅岡輝喜
2 演劇と震災─評論
リアリティの震災後=内田洋一
日常と非日常のはざまの身体感覚=九鬼葉子
演劇は現実とどう関わるのか−神戸とサラエボの距離=瀬戸宏
演劇評論家がみた阪神大震災
市川明/大川達雄/荻野達也/菊川徳之助/宮辻政夫
3 演劇と震災関係資料
雑誌新聞資料目録
劇団・劇場被災状況
演劇震災日誌

編集委員・執筆者紹介
あとがき=瀬戸宏
  
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