ふじたあさやの
体験的脚本創作法

ISBN

4-89380-174-0
978-4-89380-174-6

ふじた あさや

定価

2,000円
初版
1995年4月20日
日本の伝統舞台芸術の真髄に学び、新しい現代劇の創作を目指す著者の創作方法論。舞台劇の脚本創作をめざす人のために。
「しのだづま考」のふじたあさやが自らの豊富な劇作体験に基づき、創作の仕事の全てを公開

【もくじ】より

まえがき
プロローグ 脚本の書き方は教えられない

第1部 ドラマトゥルギーの自分史
1 ある体験─『富士山麓』
2〈狂言〉に学ぶ その1
3 ある体験─『日本の教育1960』
4『助六』に学ぶ
5〈狂言〉の学ぶ その2
6 語り物としての演劇─『さんしょう太夫』
7 もう一つの体験〈二つのヒロシマ劇〉
インターバル "私"を育てた戯曲・三十銭
第2部 体験的劇作法
1 なにを書くか─自分をだ
2 いかに書くか─人間を通して
3 いかに書くか─時間と空間への逆らい方
4 いかに書くか─現実と虚構
5 いかに書くか─いれものと中身
6 いかに書くか─象徴の力
7 いかに書くか─矛盾で書く
8 いかに書くか─裏から書く台詞
9 いかに書くか─観客と相手役の間で
10 いかに書くか─原作と舞台の間で
エピローグ いかに書かないか─装置としての戯曲

あとがき─『しのだづま考』のこと
作品年表
  
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