戦後人形劇風雲録
  私説・人形劇運動の五十年

ISBN

4-89380-213-5
978-4-89380-213-2

曽根喜一

定価

2,000円
初版
1998年9月10日
戦後50年、人形劇の運動と共に歩み続けた、人形劇制作の第一人者、曽根喜一(人形劇団「プーク」)が、現代人形劇、波乱の戦後史を、内側から活写

【目次】より

まえがき
第1章 人形劇団プーク入団から劇団人形座創立まで
・日本敗戦・帰国
・中央労働学園専門学校入学
・(財)中央労働学園就職
・中央労働学園時代
・人形劇団プーク入団
・経営部一年正・千葉県巡演
・北海道巡演について
・50年問題の影響─その1
・共同炊事「共炊」について
・50年問題の影響─その2
・オッペルの旅
・50年問題の影響─その3──高山貞章とのこと
・50年問題の影響─その4──劇団人形クラブ設立
・劇団人形クラブ─再び高山貞章とのこと
・劇団人形クラブ結末
第2章 劇団人形座の12年
・『あのさま』
・メーデー事件
・人形座初期の活動
・瀬川の退団
・人形座、「労働者クラブ」へ移転
・劇団人形座第一回本公演
・思い出の金町へ
・金町生活
・その後の金町
・深谷合宿
・第一回宮崎県巡回始まる
・東京本公演について
・巴との結婚
・「勤務評定反対」闘争
・人形座解散
・人形映画『こがね丸』について
第3章 人形劇団プーク再入団そして現在まで
・東京人形シネマ解散
・プーク再入団
・自動車運行管理係設置について
・大都市手打ち公演−−観客運動
・当面する「子ども劇場・おやこ劇場」の運動について
・交通の蒸発
・人形劇芸術の専門化を目指して
・人形劇人の職能化および運動組織の確立
・プーク人形劇場建設へ
・プーク人形劇場完成余話
・プーク人形劇場・自主公演について─その1
・プーク人形劇場上演資料
・プーク人形劇場・自主公演について─その2
・劇団体制の整備─その1
・梅原の退団
・日本児童演劇劇団協議会(児演協)設立─その1
・児演協設立─その2
・プークの国際活動およびウニマ活動について─その1
・プークの国際活動およびウニマ活動について─その2
・アジア・太平洋国際人形劇祭典について
・怪談噺『牡丹灯龍』について
・国=文化庁や自治体=都の助成について
・88年世界ウニマ大会およびフェスティバルについて
・劇団体制の整備─その2──劇団のあり方について
・劇団体制の整備─その3──NPO法に関連して
・劇団体制の整備─その4──労働保健と厚生年金の加入
あとがき
  
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