浮遊する殺意
  消費社会の家族と犯罪

ISBN

4-89380-112-0
978-4-89380-112-8

岸田秀×山崎哲

定価

1450円
初版
1990年3月9日
次々と起こる青少年による凶悪な事件。そのうらにひそむ消費社会の問題点と、現代の若者の内面世界を、現代の異才2人が鋭く解き明かす刮目の対談集。
10の事件を取り上げる。各紙絶賛の話題の書。

【もくじ】より

まえがき=岸田秀
第一章 共同規範
事件1 名古屋アベック殺人事件
事件2 綾瀬女子高生コンクリート詰め事件
事件3 世田谷「9」の字事件
第二章 自己表現としての犯罪
事件4 連続幼女誘拐殺害事件
事件5 調布小六少女殺害事件
事件6 練馬二警官刺殺事件
事件7 麹町小四絞殺事件
第三章 マス・イメージとミニマムな世界
事件8 平塚中学乱入事件
第四章 空白家族
事件9 目黒中二両親祖母刺殺事件
事件10 西巣鴨子ども置き去り事件
終章にかえて
あとがき=山崎哲
  
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