中学校創作脚本集 2025
ISBN
978-4-89380-530-0

中学校創作脚本集2025編集委員会

定価

2,800円

初版

2025年8月5日
ビブリオドラマ作品集
サイトウ トシオ
◆ビブリオドラマとは?
「ビブリオドラマ」は、本に関するドラマ(劇)のことです。学校の体育館やホールではなく、本のある場所で上演することを理想としています。
本のある場所としては学校図書館、公共図書館、まちライブラリー、書店等が考えられます。私が部活動指導員を務めている埼玉県久喜市立太東中学校ゲキ部で部員と共に始めた取り組みです。
もともとは生徒の創作活動として始めた活動です。中学生がゼロから創作することは簡単ではありません。生徒と試行錯誤する中で、「好きな本を劇を観ている仲間に勧める」作品創りにたどり着きました。M1グランプリを参考に、3分〜4分の作品を創る活動に取り組みました(発表本番では時間の制限はありません)。それが発展して、本のある場所で実際に上演することになったのです。

ファミリーゲーム
成中演劇部+植村啓市
成瀬中学校演劇部が集団創作した劇です。お正月の話、お風呂の話、ケンカの話、卒業式の話など、家族をテーマにしたシーンで構成されています。オムニバス形式で、様々な家族が登場します。ぜひ自分の家族と見比べながら楽しんでください。

真剣勝負!
山本博康

ミッション・E
森山奈緒子
2065年の「わざわい」は多くの生物を滅亡させた。生き残った人間が作り出した新し世界。数少ない子どもは隔離されて慎重に育てられるが、14歳になると「合宿」でコミュニケーションを学ぶのだった。合宿の会場で、ケイは4人と出会う。
ケイたちはミッションをクリアできるのか。彼女らの中にまぎれこむロボットとは一体誰なのか。舞台上で生まれる不思議な生物。そして衝撃の結末。

ロバミミ
田島光葉
生きていくと溜まっていく不満。
それを解消するためにかいはつされたアプリ「ロバミミ」。
多くの子どもたちが親や大人に対する不満を「ロバミミ」に打ち込み、ストレスを発散させている世界。そんな子どもたちに対して大人は「そんなアプリなんか使わずに直接言いなさい」「そのアプリはなんの解決にもならない」「スマホばかりしていないで、勉強しなさい」と言い出す。対立する大人と子ども。子どもたちはますます「ロバミミ」に依存していく。そんな時、「ロバミミ」を扱うテレビ番組が放送される。「ロバミミ」の開発者を交えたその番組で語られることとは。大人は大人ならではの考えを、子どもは子どもならではの思いとは。何のために「ロバミミ」は作られたのか。

観客参加劇 あなたと照らしま SHOW!
内藤咲乃/潤色 宮良佳男
演劇発表会に向けて、シンデレラを上演することが決まる。しかし、照明経験者がいない。その大役を照子が任されたのだが……。観客を巻き込んではじまる、ドタバタ喜劇。

クワディーサーの下で〜帰ってきた光の按司〜
カンブン
生徒会長のかなでは、中学生フォーラムに学校代表として参加をする。そこでの話し合いテーマは「平和」。沖縄に住んでいて「平和」については、よく考えるテーマだけに気持ちがあまりのらない。そんな中、毎年沖縄の恒例行事「旧盆」。かなでの家でもくわっちーの準備が行われている。実は、この家に帰ってくる祖先はあの有名な護佐丸。今年は孫娘のモモトも一緒に帰ってくるのだ。さあ、かなでと護佐丸この2人?に何が起こるのだろう。クワディーサーの下で起こったことから2人はアワティーハーティー。かなでにとっての平和とは何だろう。護佐丸が考えた平和とは何だろう。ぜひ、みなさんも一緒に考えてみては……

「転生したら圧倒的主人公だった件」
東条かもめ

ヨンレンジャー参上!
小畑英子
地球を守る正義のヒーロー。強くてかっこいい彼らにも悩みがあります。そして、同じく悪の組織にも悩みがあります。さあ、地球に平和は訪れるのでしょうか。

十人+色 (じゅうにんたすいろ)
香西理葉
正直者で、思ったことをすぐに口に出してしまう紗季。常に周りの顔色をうかがい、本心が言えない彩乃。
そして二人のクラスで起こる、陰湿な“いじめ”??

裏部活御悩相談部
横浜市立山内中学校演劇部
1年生も入部してこない廃部寸前の弱小演劇部が、秘密の小部屋で悩み相談を受け付けることで脚本のネタを得ることを思い立つ。悩みを解決しながら部員を獲得し、顧問の先生と一緒に成長していく物語。

世にも・・・な物語
横浜市立山内中学校演劇部
クリスマスの日に起こる、心温まる三つのエピソードをストーリーテラーが紹介していく物語。

班長会
渡邊美桜/潤色 厚木中学校演劇部
中二の秋。みんなが生活しやすいような班づくりのために集められた6人の班長たち。順調に進んでいると思われた班長会。何やら不穏な空気が!? 14歳の少年少女たちの青春と葛藤の物語。

ラスト NEW ダンス
箱崎さくら
『これが最後なんかじゃない。ここからが私たちの、新しい始まりだね』
ダンス部の六人は、それぞれに悩みを抱えていて、常にまとまりがなかった。
ある日、急遽大会が一週間早まることになり、練習期間が後3日しかないことを知る。
練習が進む中、部活と自分自身の悩みが重なり、葛藤や意見のすれ違いが増えていってしまう。
そんな時、一見悩み事がなさそうな風花にも、ある悩みがあることを知って……
今を精一杯に生きている六人が創ったステージとは?
そしてこのタイトルが意味するものとは?
“多様性”や“個性”、“自分らしさ”がテーマの、部活青春ストーリー。
  
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