新刊
中学校創作脚本集 2021
ISBN
978-4-89380-504-1

中学校創作脚本集2021編集委員会

定価

2,400円

初版

2020年7月10日
応援歌(マスク・バージョン)
斉藤俊雄
「応援歌」はコロナの足音が響き始め、マスクを着用する人たちが増え、行事等の縮小が語られ始めた2020年2月14日と2月21日を描いた学園ドラマです。東京オリンピック代表となった卒業生の壮行会を企画している元生徒会。その壮行会で「応援歌」を歌うことになった合唱部。「応援歌」という劇で東日本大会出場を決めた演劇部。独立したそれぞれのドラマが、響き合います。劇の核となるのは「いのちの歌」。竹内まりやさんが「人生で一番大切なことを歌にした」と語り、歌い続けている歌です。登場人物全てが感じる絶望の中、「いのちの歌」が一筋の光として差し込みます。「応援歌」は、そんなささやかな希望を描いた劇です。ほぼ全編マスクをしての上演となる劇ですが、マスクなしの「ノン・マスクバージョン」での上演も可能です。

僕らと未来と演劇と
原案・佐藤 翔/作・あいおか太郎
コロナの影響で思うような活動できない演劇部員の市井和、仁藤聖議、山東順之祐の3人はリモートで演劇部の活動をしていた。固まるパソコン、固まる聖議。熱くなるパソコン、恋する聖議……?!
「フィジカルディスタンスを取らなくちゃいけない、キャストは向かい合っちゃいけない、そんなルールで、演劇が出来るの?!」という声に。「できる! 僕たちは演劇をあきらめない!」そしてこの台本は生まれました。さぁ、一緒に演劇の未来を語り合いましょッ♪

10years〜永遠の桜〜II
仲間 創
東日本大震災から10年が経過した春、その時に中学卒業を控えた女子生徒5人が再会の約束を果たすために故郷に戻ってきます。この10年間のそれぞれの経験を携えて戻った生徒たちを、同じく10年を過ごした町の人たちも迎えてくれます。再会がこれから先の誓いになることを信じて、人々は思いを語ります。

花は咲く
板垣珠美
2013年、福島。
東日本大震災で母を亡くした風湖と、妹を亡くした菜々子。笑顔で話していても、心には消えない深い傷が残ったまま。
それぞれの生活の中で、当たり前がなくなった今を、亡くなった人の思いを、どのように受け止めていくか、そして乗り越えていくのか。少女たちの葛藤の日々があります。
今の自分が足を進めるための一歩を、風湖たちとともに考えていただければありがたいです。

カイギはDancin' ─中学生版─
大嶋昭彦
時は現代。架空の田舎町、矢浦町ではカリスマ町長が逮捕され、推進してきた氷上アリーナ建設計画が暗礁に乗り上げます。既に土地の提供を決めていた地権者たちに、次期町長を狙う副町長らはある提案を持ちかけるのですが、会議は踊る、されど進まず……。同時に、町の将来を案じる地元中学校の新聞部が真相究明に乗り出します。
謎の新聞部顧問神谷先生の正体は? 町の再生をかけて副町長が目論む一大計画とは? そしてその結末は?

剣の花 〜江戸町剣士物語〜
小池恵愛
時は江戸、幼馴染の剣士、水蓮と成仁は稽古に励んでいた。
そんなある日、2人は将軍の娘、桜子の護衛をすることになる。
しかしその裏では、ある策略が動き出していて…
…。

雫色
原作・木村直香/脚色・木村 寛・田島光葉
疑いや嫉妬は紫色に、悲しい気持ちは青色に……。
人の心の色を見ることができるために、自分の殻に閉じこもってしまった少女雫と彼女を取り巻く人々との物語。
人と違う「特性」のある雫は、果たして幸せになることができるのか。

たいむすりっぷ?!
横浜市立山内中学校演劇部
3年生が引退したあと、部員がたったの3名になってしまった演劇部。しかもそのうち1人は適当で、肝心な時にいつもいない。そんな3人でどうしたら冬の大会に出られるか、どうやったら新入部員を獲得できるのかを考えていたところ、ひょんなことから部室にある不思議なドアが20年前に通じてしまい、活発に活動する過去の演劇部の先輩たちに出会う。

夢へ、もう一段
大瀧 楓
「もし人生が階段で、てっぺんに自分の目指すものがあるなら……」
舞台はとある児童養護施設。
そこに暮らす子どもたちは、日々それぞれの夢や理想を思い描く一方で、「孤児」という立場ならではの現実的な問題に直面していた。
そんな子どもたちの前に、心を閉ざした少女がやってくる。
先の見えない暗闇の中で、子どもたちに希望の光は差すのか。

春の終わり
林 祐希+内田素子
日本は四季でできている。
これは季節を司る神たちの物語である。永い時間を共にする四季たちに訪れる試練。その中で四季たちが辿る運命は……。

ココロノムスビ
橘 里多
旧暦10月、出雲大社で行われる、日本中の神様が集い、縁結びの会議をなさる「神在祭」。
長い祭の最後に舞われる「神等去出(からさで)の舞」は、たった一人、選ばれた巫女しか舞うことができない。
新入りの巫女・椛(もみじ)は、その舞い手を務めたいと申し出る。
そして神の世界では、気象を操る神・オモヒカネが神としてのレベルアップのために課せられた課題に苦しみ、行き詰まっていた……。

2人の心が晴れる日は来るのだろうか……?
そして、苦悩の末に2人が見た「縁」とは……?

シゲさん家(ち)
森江穂波
都会の街角にひっそりとたたずむおでん屋。店主のシゲは、ある事情から求人募集を出すが、中々誰も現れない。
そんな時、ひょんなことから元ヤンの和人がシゲに弟子入りし、つまずきながらも、シゲの娘である灯と共に成長していく。

  
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