げき16
児童・青少年演劇ジャーナル
げき 16

ISBN

978-4-89380-467-9

編集・発行

児童・青少年演劇ジャーナル〈げき〉編集委員会

発売

晩成書房

定価

1,200円
初版
2016年5月25日
[巻頭言]2016年〈国際児童青少年演劇の日〉メッセージ
正解なんてないのが演劇の素晴らしさ=ふじたあさや
なぜ子どものための作品を創るのか=イヴェット・ハーディー
全ての若者が演劇を分かち合うために=ジェニー・シーリー

■特集■乳幼児と舞台芸術
[フォーラム記録]
ベビードラマって何!?─乳幼児の発達と舞台芸術─「2015ジョイントフェスティバル愛知」フォーラム
(コーディネーター)安藤隆之 (パネラー)五十里洋子広中省子西田豊子
[セミナー報告]
「ベイビードラマの可能性と課題〜海外の事例に学ぶ〜」=浅野泰昌

■報告■児童青少年演劇フェスティバル/イベント2015夏-16春
2015 子どもえんげき祭 in きしわだ=いずみ凜
喜多方発21世紀シアター 2015=澤田修
2015 いいだ人形劇フェスタ=中康彦
2015 ジョイントフェスティバル愛知=後藤武彌
子どもと舞台芸術─出会いのフォーラム 2015=漆畑栄子
[特別編]長期的ビジョンの変化を実践した「子どもと舞台芸術〜出会いのフォーラム2015」=ホ・スンジャ/翻訳=木村典子
みんなが楽しかった四日間─全児演総会と城崎アートセンター(KIAC)での報告=松本則子

[報告]未来の児童青少年演劇を担う次世代の国際ネットワークの構築を目指して
ネクストジェネレーション in アジア─児童青少年演劇次世代計画プログラム=太田昭大谷賢治郎
ネクストジェネレーションたちの声──プログラムに参加して=日本からの参加者

[連載]『演劇教科書』編集会議録[特別編]
演劇科学習指導要領案のまとめ=森田勝也

[連続企画]演劇鑑賞教育を考える
児童青少年演劇研究の現在 [連載第2回]『Theatre for Early Years』を手がかりに=宮本健太郎
劇団と先生方の交流会─児演協・首都圏演劇鑑賞教室委員会の取り組み=高垣信子

■子ども・おやこ劇場の創造表現活動■
「ティーンズアートフェスティバル」が国民文化祭鹿児島地区の主催事業になった!=藤英子

■エッセイ/カーテンコール■
「やさしさ」を表出する勇気─ある高等学校の取り組みより=西垣耕造
関東私立小学校の『学校劇部会』=山本茂男

■インタビュー■自分史としての児童・青少年演劇[15]
内藤克紀氏(劇団風の子)に聞く=聞き手・構成=小川信夫

■批評対話の最前線
演劇人が演劇を語るための批評対話になっているか?=松本則子

■資料■
児童青少年演劇 劇団MAP 2016

■劇団訪問■[東京]
劇団 汎マイム工房=大野幸則

■初日拝見■
company ma『雨ニモ負ケズ』=ふじたあさや
アート企画陽だまり『樹の祭り』=蒔田敏雄

■感想/『げき15』を読んで■
松谷みよ子さんの魅力=石川祚子

■ONステージ/児童・青少年演劇評■
人形ならではの仕掛けが生きる─人形劇団むすび座『父と暮せば』=西田豊子
重いテーマを軽快に観せる─東京芸術座『夏の庭』=小川信夫
別役マジックに気持ちよくかかった─演劇集団円・こどもステージ『〈不思議の国のアリス〉の帽子屋さんのお茶の会』=野口祐之
子どもと演劇─触発される舞台─劇団風の子九州『このゆび と〜まれ』=中村芳子

■受賞■
第25回「O夫人児童青少年演劇賞」後藤優子さんに
「全児演賞」大谷羊子さん(SPACEとりっくすたあ)

■追悼■
蓑田正治さん/劇あそび通して人生を楽しく幸せに=尾根秀樹
久保田ひさ子さん/優しくて強い人=松本則子
高瀬久男さん/故高瀬久男君との思い出=太宰久夫
辰嶋幸夫さん/演劇教師として、劇作家として=小野川洲雄
さねとうあきらさん/疎開世代の同志を悼む=ふじたあさや

■BOOKS/本の紹介■
『応用ドラマ─演劇の贈りもの─』(ヘレン・ニコルソン 著/中山夏織 訳)=林久博
『子ども・文化・ネットワーキング』(渕上継雄 著)=石坂慎二

■戯曲■
演劇人冒険舎上演台本
迷宮小学生〜おとなになりたい僕のある夏の日〜 作=鹿目由紀
  
[お問い合わせ先]
晩成書房
〒101-0064
東京都千代田区神田猿楽町2-1-16
シエルブルー猿楽町ビル1F
E-mail